福岡大学の建築学科では大学4年の時に「卒業計画」として,卒業設計か卒業論文を選択することになっています.いずれを選択する場合も, 自分の責任と意思により完成させることが必要となります.大学4年間の集大成として,これまで学んだ知識を利用し, 自ら問題を設定し,その解決方法を示し,得られた結果を最適に表現することが試されています. この意味で「卒業計画」は,社会における問題を建築学の知識を持って能動的に解決する第一歩といっても過言ではありません.