福岡大学大学院
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Q&A
Q
環境をデザインするとはどういうことですか?
A
持続可能な次世代に引き継げるような環境を維持していくために、社会的・法的・経済的・技術的制約条件を踏まえた「自然の摂理と調和した総合的なシステム」を構築することです。その中には、ライフスタイルを考えることも含まれます。
Q
文系の学生でも勉強についていけますか?
A
学生がすでにもっているバックグラウンドを環境デザインに活かすことが、本専攻の目的です。そのため文系学生の参加を歓迎します。他分野の基礎の修得には総合演習を通じて可能です。
Q
今までの大学院とはどこが違うのですか?
A
今までの大学院教育は修士論文を書くことを主眼とし、その活動場所は研究室に眼られていました。このような研究も大事ですが、環境問題の解決には、幅広い知識とそれを統合する能力が必要です。そのため本専攻では、[資源循環総合演習]を通じた総合的視野の養成、ならびに国際会議に参加し討議できるコミュニケーションスキルの習得を行います。
Q
修了後、どんな仕事に就けますか?
A
研究を続けることの他に、地方自治体の環境部門、企業の企画部門、環境関連のベンチャー企業、コンサルタント等活躍できる分野は幅広いと考えています。これらのうち、とくに海外での活躍を一番期待しているところです。
Q
研究拠点が3ケ所に分かれていますが、どんな生活になるのですか?
A
1年の前期は総合演習ですので、インターネットを使った資料の収集、見学会の報告、集中講義等が主な活動内容です。全員が七隈で行います。修士論文の作成は、研究の設備のある場所で、それぞれ分かれて行います。講義は担当教員ごとに集中的に行うなど、学生の移動量を最小にするよう配慮します。
Q
これまでにどのような学部・学科から入学し、どのようなところに就職されていますか?
A
工学部からですと、社会デザイン工学科、化学システム工学科、機械工学科等、
その他に理学部、経済学部、商学部、人文学部等からも入学しています。
社会人を経験して入学する人はさらに幅広い分野から入学しています。

現在、多くの企業が環境に配慮することを意識しています。
そのため、環境を学び、環境系のコンサルタントに就職する人も多いですが、
それ以外に、学部時代の知識を基礎として、大学院で学んだ環境系を活かし、
例えばゼネコン、製薬関係や自動車関係に就職する人もいます。
また、公務員に就職する人もいます。

Q
奨学金制度について教えてください。
A
福岡大学大学院では下記の奨学金を受けることができます。

福岡大学奨学金(無利子)380,000円/年

「花嶋環境基金」による奨学金

日本学生支援機構奨学金
第一種(無利子)88,000円/月 研究業績優秀者は返還免除
第二種(年利3%以下の有利子)

学外奨学金
地方公共団体や民間団体による奨学金制度があります。
内容は、日本学生支援機構に準じたものが多く、
大学を経由して申し込むもの、本人が直接申し込むものがあります。

このほか学生の経済的な支援になる制度に、担当教員の指示のもとで授業の補助や運用支援を行う「ティーチング・アシスタント制度」があります。
約30,000円/月×9ヶ月の給付が受けられます。(平成20年度実績、変更になることがあります)