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学部長あいさつ

学部長
森山 茂章

福岡大学工学部は1962年に創立され、50年以上の歴史があります。現在、機械工学科、電気工学科、電子情報工学科、化学システム工学科、社会デザイン工学科、建築学科の6学科で構成され、在学生約3千人が学んでいます。また卒業生総数は約3万4千人を輩出しており社会の多方面で活躍しています。工学部の教育職員組織は、この6学科と図学教室および資源循環環境グル−プの1教室・1グル−プで構成され、約150名の教育職員が学生の指導教育に当たっています。

工学部教育の基本は、「豊かな創造性と実践に則した応用力を備え、倫理観をもった専門技術者を育てること」です。そのために、十分な基礎学力に加えて高い専門性と、幅広い教養を修得する必要があります。この実現のためにわれわれは様々な教育活動を行っています。たとえば、教員と大学院生のティーチングアシスタントが連携した学習支援制度、国際基準のJABEE(日本技術者教育認定機構)教育プログラムの導入、多様なカリキュラムの実施、教育へのIT機器の積極的な活用、社会のニ−ズに対応した教育内容の刷新、実験や演習を通して基礎理論が十分に理解できるように配慮したカリキュラムの導入などです。また、社会に役立つ優秀な人材を育てるためには、基礎教育だけではなく、最先端の研究を行う環境の中で学ぶことも重要です。工学部では実験装置などの教育研究設備も充実しており、他大学にない特徴的で実規模の実験装置などを多く有しており、これらの装置を用いて最先端の研究を行っています。以上の教育・研究環境に加えて、工学部では平成303月に新棟である新4号館が完成する予定です。新4号館には、「ものづくりセンター」を設置します。このセンターでは、構想力やデザイン力の養成だけでなく、近年「異分野の人とチームを組んで行動する能力の養成」が求められていますので、総合大学ならではの幅広い交流機会を生かして、文系学部を含む工学部以外の仲間とチームを組んで創作活動を行い、チーム力をも育成できます。

一方、本学の優れたICT(情報コミュニケーション技術)のインフラを利用し、学生と教員が海外の学生・教員と相互訪問を含む国際交流を行うことにより国際的に活躍できるエンジニア育成のためのプログラムも用意しています。

現在は、工学の学問分野だけでは解決できない問題も多くなってきており、多様化する社会の要求に応えていく能力や多様な分野の全体を見通す能力も必要になってきています。そのためには、工学の専門領域にかかわるだけでは不十分で、幅広い知識や視野を得なければなりません。本学は西日本最大の総合大学です。一つのキャンパスに9学部31学科が集まっています。これほど学部や学科の枠を超えて教育研究を行うための環境に恵まれたところはありません。工学部で学びながら工学部以外の分野の専門家や学生と接し、交流を深めることで、幅広い知識や視野を身につけてください。そして、将来、皆さんが工学の分野や社会でご活躍されることを期待しています。

各学科の研究内容や教育理念、研究分野の概要については、このホームページにリンクした個別サイトで紹介されていますので、ぜひご覧ください。



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