福岡大学 工学部は 「教育重視」
福岡大学工学部は特に「教育」を重視し、私立大学ならではの丁寧で手厚い教育を行っています。具体的には、工学技術者として必要な基礎教育を手を抜くことなく1から10までしっかり行っています。その上で、国立大学と遜色のない高度な内容まできちんと教育しており、学生の皆さんには卒業までにしっかりと実力を付けさせて社会に送り出しています。
その結果、産業界からは「福岡大学工学部の卒業生は基礎がしっかり身についている」と高い評価の声をいただいています。
わかりやすい授業
授業は通常の講義に加え、演習やeラーニング、アクティブラーニング、PBL(課題解決型学習)なども取り入れ、スムーズな理解を促進しています。また全科目にICTを活用しているのも特徴のひとつです。
充実した教育スタッフによる目の行き届いた教育
工学部では、教員(教授、准教授、講師、助教、助手)1人当たりの学生数が全学年で18.3人、1学年当たりで約4.6人となっており、実は地方国立大学に近い人数です。さらに、大学院生のティーチングアシスタントを授業の補助として配置するなど、特に実験や実習、演習科目では目の行き届いた教育を行っています。
授業時間以外にも個別に質問できる時間
授業時間以外にも個別に質問できる時間(オフィスアワー)を設けています。
工学部学習支援室T-Square
工学部では学習支援室T-Squareを設置しています。ここでは、懇切丁寧な個別学習サポートを行っており、学生の皆さんは安心して勉学に励むことができる環境が整っております。
学年持ち上がりでサポートする副担任
工学部では、学科や学年全体のとりまとめを担当する担任教員に加え、学年持ち上がりで学生生活をサポートする副担任が学生ごとに付きます。これにより、学生の皆さん1人1人の状況に目が行き届くとともに、何でも個別に相談できる体制も整っています。

スムーズな学生生活のスタートをサポート

そして、新入生の皆さんに対しては、入学後に副担任が個人面談を行いながら、スムーズな大学生活のスタートが切れるようしっかりとサポートしていきます。

年2回の定期個人面談

その後も、副担任による年2回の定期個人面談を実施し、学修状況の確認や指導などを丁寧に行っています。これにより、学生の皆さんは安心して大学生活を送ることができます。
充実した就職活動支援体制

キャリアセンターの多彩な就職活動支援メニュー

福岡大学には就職活動を支援するキャリアセンターがあり、そこでは私立大学ならではの充実した就職活動支援メニューを揃えています。

学部独自の求人情報収集と企業への推薦

それに加えて工学部では、業界との太いパイプを活かした独自の求人情報の集約や企業への学生の推薦などを行っており、学生の皆さんの就職活動を全面的にサポートしています。

マンツーマンの履歴書・ES添削と面接指導

また、業界をよく知る教授陣によるマンツーマンの履歴書やエントリーシートの添削、ならびに面接指導も行っています。

学部独自のインターンシップ・学部独自の企業説明会

その他、学部独自のインターンシップや 企業説明会なども行っており、学生の皆さんは恵まれた環境のもとで就職活動をすることができます。
充実した施設・実験設備
また、福岡大学はすべての規模が大きく、施設も充実しています。キャンパスの広さは福岡PayPayドーム約45個分もありますし、学生食堂はキャンパス内に6つもあり、メニューも多彩で、バランスのとれた食事をとることができます。例えば、工学部に近い第3食堂はボリュームのあるメニューが多く、また、キャンパスの中心部にある第1食堂はヘルシーなメニューやデザートなども数多く取り揃えていますし、文系センター16階のスカイラウンジは市内を一望できる展望レストランになっているなど、それぞれの食堂に個性がありますので、キャンパス内での食事に飽きることがありません。さらに、スターバックスコーヒーやコンビニもあります。
■福岡大学没入型ドライビングシミュレータ
種々の運転条件下におけるドライバーの行動観察、様々な路面状況での乗り心地の体感評価、車両走行時の乗員の身体挙動の解析、人と車両間の相互作用力の測定、運転支援や自動運転技術の開発、等に使用できます。6本の油圧シリンダでプラットフォームを自在に動かし、独自の傾斜制御で加速度の再現性を高めています。VRヘッドマウントディスプレイを用いて視覚情報を豊かにすることでリアリティを向上させています。

■1500 kV 雷インパルス電圧発生装置
雷の電圧を模擬することができるため、風力発電機の故障の原因となるブレードの雷による損傷の真の原因を突き止める共に、その故障の防止策の検証試験を行うことができます。日本国内の大学において、発生することができる最高電圧は3番目ですが、現在も研究・実験に使用されているものとしては日本最高電圧です。

■応用触媒研究施設
触媒吸着種の赤外分光をするフーリエ変換赤外分光光度計とガラスの閉鎖循環真空系です。触媒粉末をプレス成型し透過法により測定します。固体酸化物形燃料電池のアノード、カソード、アンモニア合成触媒など多くの研究対象に用いています。

■大型埋立実験シミュレーター
埋立処分場から発生するガスや汚水量とその水質を定量的に評価するための装置です。高さ5mにもなる実験装置を恒温条件で設置し、リアルタイムで重量計測等を行い、環境負荷のモニタリングを行うことができます。「準好気性埋立」が国際連合理事会にてクリーン開発メカニズム(CDM)の方法論として認証されましたが、数十年間にわたる地道なデータ蓄積により、その優位性を実験的に検証するのに貢献しました。

■無響室(音響実験室のうちの1つ)
建築音響に関する実験や調査に使用します。音に関してノイズのない空間になっていて,室内に設置した実験(調査)対象から生じる音を高い精度で抽出して,特徴を分析したり,制御実験を行ったりします。実験(調査)対象から生じる音が,天井・壁・床の全面に施された凹凸形状の吸音材によって,反射して戻ってこないように工夫されています。響きが全くない空間で,日常には存在しない非常に静かな空間です。
ものづくりセンター
「ものづくりセンター」では、木工、機械工作、電子部品組立等々のものづくりの他、レザークラフトやグッズ製作など趣味のものづくりも可能で、学生の皆さんは施設・設備をいつでも無料で使用できます(材料は持込みまたはものづくりセンターで購入)。
また、「ものづくりセンター」ではプログラミングコンテストや3Dモデリング講習、服飾デザイン講座、アクセサリー講座などを開催しています。これらには文系学部などからの参加も多いのが特徴です。さらに、ワンキャンパスで9学部31学科を有する総合大学ならではの幅広い学生同士の交流機会を生かし、文系学部を含む工学部以外の学生ともチームを組んで創作活動を行っています(学生プロジェクト)。 このように、福岡大学工学部の「ものづくりセンター」の特徴は、工学系以外の学生の皆さんとも交流ができるところにあり、学生の皆さんは様々なバックグラウンドを持つ人々の多面的な視点に触れながら、社会で求められるチーム力や豊かな創造力を身に付けていくことができます。