現代社会において建設技術はより一層の高度化が求められています。 本専攻は、そうした難問に積極的に取り組むことのできる高度な研究者、技術者、デザイナーの育成を目指しており、 建築学と社会デザイン工学(土木工学)を専門とする教員が、幅広い分野の研究と教育を行っています。
なお、一級建築士試験の実務経験要件を満たす科目も開講しています。
建設工学専攻では、国内および海外での高度な企業活動に対応できる専門性をもった技術者や建築家・都市計画者、
ならびに大学や企業の研究機関などで働く研究者を目指そうとしている学生を広く募集しています。
入学後は、いくつかの専門領域にまたがる新しい分野も取り入れながら、問題発見能力、
問題解決能力そして情報発信能力に磨きをかけ、社会情勢の変化に対応できる総合的な判断力を養うカリキュラムが用意されています。
修士論文及び修士設計では、指導教員のもと専門的な課題に対して総合的な視野に立った問題解決能力を磨きます。
また、国内外の学会などにも積極的に参加することで、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養います。
これらの教育・研究により、企業・大学及び研究所などにおける高度で専門的な問題に適切に対処できる能力を身につけた学生を育てることを目標としています。
大学改革の一環として、2017年度から全ての大学に対し、 「アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)」「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」「ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)」 の策定と公開が義務付けられました。