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　長崎県対馬市厳原港は狭隘な埠頭空間であり､人流・物流機能が混在する危険な状況での非効率な運用を行っていた。また既存施設の劣化や機能不足､港湾に関する基本方針の転換､アジア圏からの観光客増加などニーズの変化もあり埠頭全体の再編が進められている。本研究室は平成２５年度までに土地利用計画の検討､ジェットフォイル用浮桟橋の景観検討などに携わり､埠頭内の安全性や港の景観に配慮した「地」の景観設計について検討を進めている。