講義内容

  学部講義
■社会基盤計画学(2年・前期) 必修
 社会基盤計画とは、主に社会基盤(インフラ)に関する問題など、都市の諸問題を発見整理し、公共事業等の目的を検討した上で、目的達成のための多くの手段の中から最終案を選択する一連の行為とその支援手続きおよびそれらより得られる成案を体系化したもので、この学問が社会基盤計画学である。
 本講義は、社会基盤計画の概要と、それに用いられる諸手法について学ぶ。
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■交通計画学(2年・後期) 必修
 人々の行う多様な活動は、「交通」によって支えられており、交通施設は多様なインフラストラクチャー(社会基盤施設)の中でも、最も代表的なものである。ところが、私達の住む社会には交通に関連するさまざまな問題があり、それらへの対応がまちづくりの大きな課題となっている。
 そこで本講義では、多様な交通問題や交通計画に関わる理論および手法について、「都市交通」を中心に学習する。
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■都市計画(3年・前期) 必修
 都市問題の発生を未然に防ぎ、都市を魅力ある空間として維持し、更に成長・発展を図っていくためには、都市の中で行われる活動を適正に誘導・コントロールする仕組みが必要である。その仕組みを計画として示すものが都市計画である。
 本講義では、こうした都市計画の体系や制度およびその手続きについて学習する。
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■キャリア演習(3年・後期) 必修
 社会デザイン分野の技術者として活躍するための実践的な知識および素養を身に着けることを目的とする。本講義は大きく2つのパートから構成される。
 第1パートは卒業後の希望進路により、民間企業と公務員に分かれ、前者については日本語およびSPIに対する能力の向上に取り組み、後者については公務員試験をにらんだ専門知識の修得に取り組む。 第2パートでは社会インフラの実情について学ぶとともに、技術者としての円滑なコミュニケーション能力の修得を図る。インフラの実情に関する講義については、国土交通省職員により、実務経験に基づくインフラの整備や維持管理の実例等について講演を行う。
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  大学院講義
◆交通計画特論
 まずは、わが国の交通の現状と施策事例について文献やインターネット等により調査・分析し、プレゼンテーションを行う。次いで、地域公共交通政策について実務レベルの詳細を学び、さらに、道路の調査、計画、設計、管理・運用について詳細に学ぶ。

◆都市計画・まちづくり特論 
 まず、国内のエリアマネジメントおよびまちづくりガイドラインの事例分析を行い、プレゼンテーションを行う。次いで、都市計画の事業手法について学ぶ。最後に都市構造可視化分析を行い、レポートを作成するとともにプレゼンテーションを行う。