建築学科の概要・方針

概要

美・用・強という言葉があります。これは建築に必要な三つの要素を示したもので、 2000年前の古代ローマ帝国時代にヴィトルヴィウスによって書かれた建築書に登場します。 つまり建築は、美しく、使い勝手がよく、そしてしっかりとたっていなければなりません。
  建築学科では、美、用、強に関する基本的なことを修得してもらえるように、 それぞれの分野の講義科目が1年次から組み立てられています。 建築の設計技術の習得のために、大規模な製図板を配置した教室やCAD(Computer Aided Design) 学習のためにパソコン室があり、また、建物の骨組の安全性を確認するための大規模な構造実験施設、 温度や湿度の条件を変えることができる環境実験室などの設備を有しています。 これらの施設を利用して、最先端の研究や教育が行われています。

建築学科の学習・教育目標

 建築学科の教育理念は、「建築技術者としての十分な基礎学力を身に付け、高度で実践的な専門性を獲得すると同時に、調和のとれた教養を有する人格の形成をはかり、社会において指導力を発揮して、幅広く活躍・貢献できる人材を地域と連携して育成することをめざす。」である。 この理念に従い以下の三つの学習・教育目標を掲げている。

  • 社会貢献・地域連携
    社会において指導力を発揮して幅広く活躍・貢献できる人材を地域と連携して育成する。
  • 基礎学力の充実
    建築技術者としての十分な基礎学力を身に付ける。
  • 高度で実践的な専門性と調和のとれた教養を有する人格の形成
    高度で実践的な専門性を獲得すると同時に、調和のとれた教養を有する人格の形成を図る。

三つの方針(ポリシー)

 これらの教育理念と学習・教育目標に沿った教育を実現するために、本学科では以下の三つの方針(ポリシー)を設定している。

  • 入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)
    建築学科の教育理念を理解し、建築学に関する高度な専門知識と倫理観を身に付けた建築技術者になることへの夢を持ち、 専門知識を社会のために積極的に活用したいと考える学生を入学試験により選抜する。
  • 教育課程の方針(カリキュラム・ポリシー)
    建築学科のカリキュラムは、建築デザインの方法論や建築構造の力学理論などをはじめとして、 安全で安心できる建築空間創造の技術や地球環境といった今日的問題まで幅広く学び、設計製図・実験・実習などを通して 、建築に関する総合的な能力を修得させる方針で構成している。
  • 卒業認定の方針(ディプロマ・ポリシー)
    建築学科の卒業認定は、共通教育科目26単位以上、工学共通科目20単位以上、専門教育科目92単位以上の合計138単位以上を修得することが条件となっている。 これは学則第31条から第34条までの規定及び学科履修規定で定められた最小限の認定条件であり、 社会に通用する建築技術者には幅広い知識と能力が要求されるため建築学科においては専門科目をできるだけ多く修得することが望まれる。