ADMISSIONS受験生・保護者の方へ

受験生の皆様へ

平成30年度/2018年度入学生よりカリキュラム・コースが新しくなりました。

 本学科は、工学部における化学系の学科であり、最も「衣・食・住」にかかわり合いの深い学科です。入学後は、化学工学や分子工学の基礎科目だけでなく、環境やエネルギー、バイオテクノロジー、先端材料などの応用科目もしっかり学びます。卒業後に活躍できる分野は非常に広範囲に及んでいます。例えば、化学プロセスを始めとして各種プロセスの開発、設計、生産、管理はもちろんのこと、 環境汚染防止、廃棄物リサイクル、エネルギーに関わるプロセス・システムの開発、そして機能性新素材の開発などです。皆さんが活躍できる場はいたる所にあります。詳しくはこちらのYoutube動画をご覧ください。
 ぜひ本学科に入学して、私たちと一緒に勉強・研究しましょう!

入学広報担当 野田 賢

入学広報担当 野田 賢

1) アドミッション・ポリシー (AP) 化学システム工学科に入学するには

本学科は福岡大学工学部の中でも卒業生の活躍の場が非常に幅広いことが特徴になっており、卒業生の活躍の場は現在も新しい分野に広がりつつあります。これは、本学科の卒業生が他学科と比べてよりフレキシブルに、種々な職種に対応できる能力を持っていることを意味しています。  本学科では、今後も国内外でのこのような広い分野で活躍できる、柔軟な思考力と総合力を兼ね備えた学生の育成を目的としています。入学の選抜も、一般入試(前期およぴ後期日程)、推薦入学、センター試験利用入試、帰国子女入試、学部留学生入試など多様な方式を設けています。特に一般入試(前期日程)の理科では、物理、化学、生物のどの一科目でも受験できる柔軟な対応をとっています。

2) カリキュラム・ポリシー (CP) 化学システム工学科で学ぶためには

本学科では、平成30年度(2018年度)入学生より、1年次に専門基礎を学んだ後、2年次に「化学工学コース/JABEE」と「分子工学コース」のどちらかを選択します。
 「化学工学コース」は、世界的標準のケミカルエンジニアリング(化学技術)に対応できる人材の育成を目指したカリキュラムになっています。
 一方、「分子工学コース」は、応用化学系の必修科目を多数配置し、化学や化学素材に関する広範な分野に対応できる新たなカリキュラムになっています。
(カリキュラムの詳細については、教育内容ページの 「カリキュラム」 の項を参照してください。)

3) ディプロマ・ポリシー (DP) 化学システム工学科を卒業するためには

 「化学工学コース」は、JABEEから認定を受けたコースとなっており、国際標準の能力を保有していることが保証されるコースとして設計されています。
 「分子工学コース」は、応用化学系の必修科目を多数配置し、将来、化学や化学素材系の技術者・研究になるための基礎を学ぶこののできるコースとして設計されています。

各コースの詳細や卒業要件などは、教育内容ページの 「カリキュラム」 の項を参照してください。

4年間の流れ(H30年度/2018年度入学生より)

  • 1年次 専門基礎科目・工学共通科目を学習

    ●化学の基礎理論や専門科目の理解に必要となる数学などの必修科目を主に学び、2年次からのコース学習に必要な土台を形成します。

  • 2・3年次 専門コース学習(選択制)

    ●化学工学コース/世界基準での化学工学技術者教育(JABEE認定教育プログラム)を提供。 就職へのアピールポイントとなる「JABEE認定教育プログラム」修了証明および技術士法による 「技術士第一次試験免除」を授与され、化学プロセス系エンジニアとしての進路を開きます。
    ●分子工学コース/応用化学系の必修科目を多く配置した新しい教育プログラム。分子や結晶などの微視的な視点に基づき、様々な無機材料、有機材料、高分子材料、生体関連材料などの工学的な応用展開を目指します。

  • 4年次 専門コース学習(選択制)

    ●選択したコースに捉われず、希望する研究室で卒業研究に取り組みます

  • 確かな技術者倫理を備え化学プロセスや化学素材を進化させるエンジニア・研究者へ

実際に、大学ではどのような講義があるのでしょうか?

リメディアルについて

 将来なりたい職業を考えると、一見不必要に思われる高等数学や物理ですが、化学技術者として基本的な発想を支えるためには、基本として不可欠な教科です。化学システム工学科では、高校在学中に数学や物理が苦手だった人や履修してこなかった人を対象に、数学と物理に関して網羅的かつわかりやすく学習を行うリメディアルを実施しています。